何を見るの?外壁塗装リフォームの見積もり内容について
外壁塗装のリフォームはいきなり始まるわけではなく、事前に見積もりが行われることがあるでしょう。
ただ塗装を行うだけではなく、仕上がり方や使われるものなどをチェックしなければなりません。どのような内容を見て判断されるのか、以下のいくつかの例をまとめて紹介します。
まず外壁塗装のリフォームの見積もり内容で重要となるものは、使用される塗料と言えるでしょう。信頼性を重視する場合、業者から渡された見積書の塗料の項目は必ずチェックしてください。
どのメーカーの、どの種類のものが使われているかをよく見るのです。詳細がチェックできない場合は怪しいですが、できる場合は信頼性が高いと言えるでしょう。
また、リフォームの作業時の足場に関する見積もりも重要です。住宅の2階や3階などの高いところでは、落下などのリスクが伴います。業者にとっても命に関わるものであるため、足場に関する項目が無料であることはおそらくないでしょう。
もし無料となっている場合、その業者は安全管理について信頼性が低いかもしれません。作業のために使われる機材なども、見積もり内容に含まれると思われます。
たとえば、塗装前に汚れを落とす高圧洗浄の機械です。どのようなものが使われているかは、業者ごとに異なるでしょう。
作業時に塗料が他の場所を汚さないための養生も見てください。養生とは工事の際に行われる手当てで、破損防止のためのマスキングテープやビニールなどのことです。
リフォーム不要な外壁や近くにある車などをカバーし、塗料が飛び散っても大丈夫な状態にするのです。カバーする範囲が広くなれば、それだけ費用もかかるでしょう。
作業を行うスタッフに発生する人件費も、要チェックです。たとえば外壁塗装の範囲が限られていれば、数人程度のスタッフでも行えるでしょう。スタッフの人数が少なければ、人件費もあまり高額とはならないはずです。
一方、長期にわたり住宅の外壁をすべて塗装する場合、スタッフの人数も多くなるかもしれません。塗装しなければならない範囲が広ければ、作業が1日だけでは終わらないことも考えられます。人数が多く日数がかかる場合、高額となるでしょう。
外壁塗装のリフォームの見積もり内容について不明な点があれば、必ず業者に連絡を入れて確認しましょう。
余計な費用を支払ってしまうことを避けるためには、厳しい目で見積もり内容を見るべきです。納得することができた場合に限り、業者に依頼して作業を進めてもらうようにしてください。